さいたま市のエコキュート交換|市と国の補助金・業者の選び方

さいたま市でエコキュートを交換するなら、国と市の両方から補助金を受けられます。国の給湯省エネ2026事業で最大18万円、さいたま市の「省エネ・断熱住宅普及促進補助金」で最大10万円です。

ただし市の加算5万円には「何から替えるか」の条件があり、エコキュートからの買い替えでは受けられません。この記事では市と国の制度を分けて整理し、さいたま市で業者を選ぶときの確認点までまとめます。

この記事でわかること
  • さいたま市は国と併用で最大10万円を上乗せできること
  • 加算5万円が受けられる交換パターンとそうでないパターン
  • さいたま市で業者を選ぶときに確認する2点
目次

結論|さいたま市で押さえる3点

  • 国の給湯省エネ2026事業は最大18万円。撤去する機器で金額が決まる
  • さいたま市の補助金は最大10万円。国との併用が認められている
  • 市の給湯機枠は令和8年8月27日で受付終了。次年度は市の予算次第

金額の中心は国の制度です。市の交付額は「国の補助を差し引いた額の3分の1」で計算されるため、国を取りこぼすと二重に損をします。

さいたま市の補助金|最大10万円

【表1】市の補助金額

区分上限額条件
設備の効率化(給湯機)5万円エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファーム等
加算5万円交換前がガス・石油給湯器または電気温水器
合計10万円

交付額は上限額と「(補助対象経費−国・県の補助金)×3分の1」のいずれか低い額です。国から10万円を受け取ると、その分が差し引かれてから3分の1が計算されます。

加算5万円が受けられるかは「何から替えるか」で決まる

交換のパターン市の加算市の合計
ガス給湯器 → エコキュート対象最大10万円
石油給湯器 → エコキュート対象最大10万円
電気温水器 → エコキュート対象最大10万円
エコキュート → エコキュート対象外最大5万円

見落とされやすい点です。エコキュートからの買い替えでは加算が受けられません。国の撤去加算も同様に、エコキュートの撤去は対象外です。

機器の性能要件

エコキュートは2025年度の目標基準値+0.2以上の性能値、またはおひさまエコキュートであることが条件です。これは国の性能加算3万円と同じ基準なので、国の性能加算を受けられる機種なら市の加算条件も満たします

対象かどうかは型番で決まります。判別方法はエコキュートの種類|フルオート・オート・給湯専用の違いと選び方で実例をあげて説明しています。

対象になる住宅と申請者

  • 新築ではない住宅に設置すること
  • 「申請者=契約者=支払者=居住者」であること
  • 実績報告時点でさいたま市に住民票があり、居住していること
  • 市税の滞納がないこと
  • 未使用品であること(リース不可)
  • 施工業者による代行申請も可能

令和8年度は受付終了

給湯機の予算5,400万円は令和8年8月27日17時15分に受付終了しました。4月1日の開始から約5か月です。予算残額が200万円を下回ると抽選になる仕組みで、8月12日に抽選対象期間へ入りましたが、最終的に抽選は行われず8月27日までの申請はすべて受け付けられました。

出典:さいたま市 ゼロカーボン推進戦略課「令和8年度 省エネ・断熱住宅普及促進補助金」交付要綱(確認日:2026年9月4日)。県内の他市町村の状況はエコキュートの補助金は埼玉県にある?市町村別の実態と国の制度、ガス給湯器のまま交換する場合はさいたま市の給湯器交換|市の補助金10万円と業者の選び方で解説しています。

国の給湯省エネ2026事業

金額の中心はこちらです。撤去する機器で合計額が決まります

あなたのケース撤去加算国の合計
エコキュートからの買い替えなし10万円
電気温水器を撤去する2万円12万円
電気蓄熱暖房機を撤去する4万円14万円
電気蓄熱暖房機を2台撤去する8万円18万円

基本額7万円と性能加算3万円は共通です。2026年9月2日午前0時時点で予算の41%が消化されており、上限に達した時点で受付終了となります。制度の詳細はエコキュートの補助金2026|最大18万円の内訳・条件・申請方法で解説しています。

市と国を合わせるといくらか

ガス給湯器からエコキュートへ替える場合、国から最大10万円、市から最大10万円が対象になります。ただし市の交付額は国を差し引いた額の3分の1が上限なので、単純な合計20万円にはなりません

正確な額は見積書の金額をもとに、市が用意している「補助金額計算シート」で確認できます。見積りを取る段階で、業者に両方の制度を含めた実質負担を出してもらうのが確実です。

さいたま市でエコキュート業者を選ぶときの確認点

①市の補助金を代行申請してくれるか

さいたま市の補助金は施工業者による代行申請が可能です。市は「提出書類に不備がある場合、受付とはなりません」と明記しており、慣れている業者に任せるほうが確実です。

②国の給湯省エネ事業の登録事業者か

国の補助金は登録を受けた給湯省エネ事業者しか申請できません。登録状況は住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトで、都道府県を「埼玉県」、相談内容を「リフォーム工事」、登録事業者を「給湯省エネ事業者」で絞って検索できます。

ただし公表を希望した事業者のみ掲載される仕組みです。載っていない場合は直接確認してください。なお登録は「優良な事業者」の認定ではありません。公式サイトもその旨を明記しています。

工事前の写真を撮ってもらう

市の補助金も国の補助金も工事前の写真が必要です。さいたま市は「機器外観」と「機器に貼られているラベル」の2種類を求めており、不鮮明な場合や写真がない場合は加算対象外としています。着工前に一声かけてください。

さいたま市対応のエコキュート交換業者

さいたま市に対応している業者のうち、補助金の申請に対応している事業者を中心に紹介します。掲載順はおすすめ順ではなく、対応範囲の広い順です。

給湯器駆けつけ隊(株式会社ミズテック)

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エコキュートとガス給湯器の両方を扱っているため、どちらにするか迷っている場合に、同じ条件で2案を出してもらえます。

項目内容
運営会社株式会社ミズテック
対応エリア埼玉県全域(さいたま市全10区)
受付24時間365日
スピード最短30分で訪問(天候・道路状況による)・最短当日交換
保証商品10年+工事10年の無料ダブル保証
実績設置台数50,000件突破
顧客満足度97.7%
施工専門資格保持者による自社施工
価格本体・リモコン・工事費・出張費・運搬費・廃棄処分費・税・工事保証込みのコミコミ価格
補助金給湯省エネ2026事業の登録事業者(登録番号S093421)

公式サイトでは機種別の価格も公開されています。たとえば370L角型フルオート標準圧力(BHP-FG37WU)が、本体305,583円+工事費93,500円で総額431,016円。補助金60,000円を差し引いて371,016円という形です(いずれも税込。2026年9月4日確認)。

出典:ミズテック公式サイト「選ばれる6つの理由」「給湯器のあんしん無料10年保証」、住宅省エネ2026キャンペーン「補助金利用を相談できる事業者の検索」。

その他の業者

さいたま市には全国展開のネット専門店、大手ガス会社、地域の工事店が入っています。保証年数・対応エリア・受付時間は各社で条件が異なるため、同じ条件で比べてください。主要12社の比較はエコキュート交換はどこに頼む?業者の選び方と失敗しない見極め方で整理しています。

費用相場と機種の選び方

さいたま市に固有の相場はありません。全国の相場と同じです。

容量工事費込みの総額の目安
370Lクラス(3〜4人)35万〜55万円
460Lクラス(4〜5人)40万〜65万円

いずれも相場・目安で、設置条件や機種で変わります。内訳の見方はエコキュート交換費用の相場|工事費込み総額と内訳で分解しています。

機種選びは容量 → タイプ → 形状の順に決めます。容量はエコキュートの容量とサイズの選び方|370Lと460Lの違い・設置寸法、タイプはエコキュートの種類|フルオート・オート・給湯専用の違いと選び方、置き場所が狭い場合はエコキュートの薄型とは?角型との寸法比較とデメリット・選び方を参照してください。

交換の流れと日数

補助金を使う場合、着工前の写真撮影が手順に加わります

  1. 見積り依頼・現地調査
  2. 契約
  3. 工事前の写真を撮影(機器外観とラベル)
  4. 工事(基礎工事を伴う場合は日をまたぐことがある)
  5. 市・国それぞれの交付申請(登録事業者が代行)
  6. 交付決定後、補助金の還元

日数の目安はエコキュートの買い替えガイド|時期・費用・日数と交換の流れで整理しています。

さいたま市のエコキュート交換に関するよくある質問(FAQ)

さいたま市でエコキュートの補助金は使えますか?

使えます。市の「省エネ・断熱住宅普及促進補助金」で最大10万円、国の給湯省エネ2026事業で最大18万円が対象です。市は国との併用が可能と明記しています。

市の加算5万円は誰でも受けられますか?

いいえ。交換前の設備がガス・石油給湯器または電気温水器である場合に限られます。エコキュートからエコキュートへの買い替えでは加算が受けられず、上限5万円になります。

市と国を合わせて20万円もらえますか?

単純な合計にはなりません。市の交付額は「上限額」と「(補助対象経費−国・県の補助金)×3分の1」のいずれか低い額で計算されるためです。正確な額は見積書をもとに業者に試算してもらってください。

令和8年度はまだ申請できますか?

市の給湯機枠は令和8年8月27日17時15分で受付を終了しました。予算5,400万円に達したためです。国の給湯省エネ2026事業は2026年9月2日時点で予算の41%消化で、継続中です。

新築でも市の補助金は使えますか?

給湯機は新築ではない住宅が対象です。新築の場合はZEHの区分が別にあります。詳細は市の公式サイトで確認してください。

申請は自分でするのですか?

市の補助金も国の補助金も、施工業者による代行申請が可能です。国の補助金は登録を受けた給湯省エネ事業者でなければ申請できないため、契約前に確認してください。

さいたま市に固有の注意点はありますか?

市の補助金は書類不備があると受付されないと明記されています。また工事前の写真が不鮮明だと加算対象外になります。手続きに慣れている業者を選ぶことが実質的な条件になります。

まとめ|国を土台に、市の10万円を上乗せする

  • 国の給湯省エネ2026事業が金額の中心。撤去する機器で10万〜18万円
  • さいたま市は最大10万円を上乗せできる。国との併用が可能
  • 市の加算5万円は「ガス・石油給湯器・電気温水器からの交換」が条件
  • 市の交付額は国を差し引いた額の3分の1が上限。単純合計にはならない
  • 令和8年度の市の給湯機枠は8月27日で受付終了

金額の計算は複雑ですが、やることは「登録事業者に見積りを依頼し、両方の制度を含めた実質負担を出してもらう」だけです。

参照した出典一覧

出典名内容確認日
さいたま市「令和8年度 省エネ・断熱住宅普及促進補助金」交付要綱対象設備、補助金額と加算、加算の条件、計算方法、提出書類、受付終了日、抽選の仕組み2026年9月4日
給湯省エネ2026事業 公式サイト補助額と撤去加算、予算消化率、登録事業者による申請2026年9月4日
住宅省エネ2026キャンペーン「補助金利用を相談できる事業者の検索」埼玉県対応の登録事業者の検索方法、登録は優良認定ではない旨2026年9月4日
ミズテック公式サイト保証、実績、対応時間、施工体制、機種別の価格2026年9月4日
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